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トルソー ボディー

洋裁をするときに必要な物の一つ

ボディー トルソー・・ 呼び方はいろいろある、

今回は「ボディー」に統一して書いてみます。



お店で洋服を着せ飾ってある物は、マネキンと呼ばれているが、

店によっては、あの、顔のあるマネキンではなく
洋裁に使う、ボディーに着せる事もある。


大きな違いは、

マネキンは頭部・両腕・両脚の全身があるディスプレイツール
人に似た状態なので買う時にイメージが分かりやすいですね。
ボディーは文字の通り、体の胴体部分、
洋裁をする立場での違いは「ピンが刺せるかどうか」かな。


引っ越すときに、置く場所などを考えて、

サイズ調整できるものを2つと、
9号のキイヤのボディーと合計3体にして、

その後サイズ調整できる一つが壊れて
小さいサイズにできるものがなくなり、

仕事で必要で急遽 キイヤではなくリーズナブルなもので7号のを買い足して、

9号のキイヤのはかなりくたびれたので捨てて、現在は2つになった。


壊れたものは これ、
ボディ1

ボディーだけの写真は撮ってなかったので画像拾ってきました。



これに着せている写真は残ってました。
ボディ3

ダイヤルでサイズ調整しますが、

このえんじ色の方は ダイヤルに連動していたバネが折れて

修理不可能で破棄しました。



色違い、サイズ違いで同じ仕組みのを今使ってます。

これは、(えんじ色のも)下に裾線を床から平行に印付けるものが付けられます。

便利ですが、必要ない時は邪魔になるから外してます。


今回は 裁断机の上にあるから撮影しにくい。
ボディ12



外して細部を撮影しました。
ボディ13

前、両脇、背中側と首にダイヤルがあります。


人の体は、号数だけでは、合わないですよね、
その人の寸法に合わせて、調整しますが、

それでも、人によって体系の凸凹にも違いがありますが、、
例えばバストがあり上半身は13号でもヒップが小さく9号とか、その逆とか、

その場合、普通のボディーだと どのサイズのボディーを使うか迷います、

でも各部分ごとにダイヤルの数字を調整して、合うサイズになります。

まあまあ妥協できる状態になります。




自分の物を作る時

例えばアンダーバストのサイズにアンダーの位置がなるようにセットして

自分のブラジャーに詰め物して形整えて着せます。

そうすると私のサイズが出来上がります。



こういうちょっとした事で工夫するとより近いボディーになります。



もう一つ、ごく普通の、、でも7号サイズのボディーはこれですが、

廊下に置いてあるため 逆光で、、( ;∀;)
ボディ11




一時期 子供用(トドラーサイズ)もあったが、、
用意してみて分かったのは、実際子供用を縫う時はほとんど必要なかった。



ボディーの下に支える棒があるために、
着せられないデザインもある、レオタード類、パンツ類
それで大きな支柱が脇にあるボディーを買い足すのではなく、
たまに使うだけならと 用意したのが、これ
ボディ2

上にフックが付いていて吊下げられます。

ビニールで、空気入れて使います、使わない時は空気抜いてしまえる。

ただしピンは打てない

今は手元に無いです、劣化で処分したのかも




自分だけの物を作るなら、
自分用のサイズにカスタマイズする方法もいろいろあるが、
めったに自分のを縫わなかった事と
太ったり痩せたり、コロコロ変わったので、
太っている時のは作りたくない、痩せるつもりだから、
でも、痩せた時、また太るかも・・と考えるから、作ろうと言う気にならなかった。
このサイズ調整できる物を重宝して使い続けているが壊れたら困ります。

今、売っていない、

似た仕組みのをネットで見つけたが、
楽天は売り切れになっていました。

他に1か所売っているところがあるが、

楽天の半額以下、大丈夫だろうか?

日本の会社ではないので、調べると、
その中には詐欺まがいのもあるので、詐欺だと言っている人も多いです。

安くても、怪しかったら手を出さないのが賢明ですね。



私のサイズ調整出来るボディーは、
MADE IN ENGLANDでグンゼが輸入販売したものです。 

私が買ったのはユザワヤでした。

(値段は記憶にないが普通のと比べると高い方だったとおぼろげに)
数か月時期をずらしてサイズ違いを買ったのは覚えてますが、
私の持っているのを見て欲しいと言う友人と
ユザワヤに行ったら、すでに販売中止になり在庫もないと言う事でした。
その後どこにも売っていませんでした。


もう手に入らないから、壊れたらどうしようもないです、
注意して大切にしなければなりませんね。

工業用ミシンの調整

私の工業用ミシンの事

このミシン買ってすぐから、トリコットがうまく縫えなかった(笑)

   最初、??と思ったが 放置してた。

ミシン屋が組み立てて設定したままで、その後、時々釜の調整はしていたが。

だから、トリコットだけがどうしてもへんで、
それをを家庭用ミシンで縫っていた。

でも、自分が出張修理に行って釜調整して、
  トリコットもキレイに縫えていたので

絶対直せるはずと思っていた、妙な自信で( ;∀;)


自分のは後回しという癖があって、
「そのうち」、「あとで」(夫の口癖が伝染した)とつい先送りしていた。

でも諦めきれずにいるから、原因ははっきりしないまま、幾度も釜調整する。
針をいろいろ買っては試す。

夜突然閃いて、もしかして、「針棒」と思った。

先ほどやっと
まず針落ち位置、確認しても正常な位置に針は落ちる。
針棒を180度回転してみても正常。
もしかしてと やっと気が付いたのが、

下の画像 針棒には3本横に刻まれた線がある。
針棒2



普通の厚さの直線用ミシンは一番上の線Ⓒは中に隠れて

2本目の線Ⓐをぎりぎりの位置に固定して、

3本目の線Ⓑをブーリを動かして合わせて釜の調整するのだが、

まず 針棒の高さは合っているのか、

それが隠れるギリギリ見えるかと まずそれを確かめた、

針棒1

(画像はミシン館さんよりお借りしました)

ぎりぎりも何も その線の存在分からない状態だったので、

押さえてあるネジを外して
セットしなおしてみる、若干上になっていたかも。

それを固定するネジは固いぐらいしっかりしまっていたのでずれたのではない。


ぴったりの位置にしてから、釜と針のタイミングを調整し直す。

それで、刻んである線の一番下を釜調整の時に見てそれがブーリを回して
ぎりぎりになった時の針先と釜の剣先を合わせるのだが、、

私の作業する時の 方法は、そのぎりぎりに上がる位置に合わせる時、
見えにくい、目線がそれと平行になるようにかがむとかしなければ・・

そこでこの一番下の線の刻線に爪を当てて ゆっくりとブーリを動かす、
爪が上に当たった位置が最下点刻線となる。


その結果、

あれほど、何度合わせてもどうしてもトリコット生地が目飛びしていたが

全く目飛びしなくなった。 

最初に合わせた販売店の人は、普通の布だけでチェックしてOKだったのだ、

私は、仕事柄普通よりもトリコットを縫う時が多くあって、
仕事は納期の問題があるから、
急いでいるので 縫えるミシンで縫った。

最初の頃は工業用千鳥ミシンも所有してたので、
それのふり幅をゼロにして直線が縫える、それでトリコットも縫えた。

引っ越すタイミングでそれを手放した。

家庭用もいくつかあって、その当時手元にあった国産ミシンはどれも、
トリコットは長距離縫うと目飛びした。

ベルニナだけが、どのように縫っても縫えたので、ベルニナで縫うようになった。


12,3年前の事、

ある建物の中で壁掛けの大きなテレビが、
テレビを使わない時に人も含めいろいろが鏡のように映るので 気が散るから
それを、布をかけて防ぎたい、
でもテレビも頻繁に使うから 誰でも簡単に取り外し出来て、
いちいちアイロンかけないで良い 皺にならない布でという依頼。
壁紙がピンク(ピーチ)で 違和感ない物を

たまたま 手持ちの厚手のトリコットで色がぴったりの布があったので、
TVにかぶせて紐で回りを巾着の口のように絞る形にと決めたが、

テレビの縦横だけの寸法だけで
後ろの取り付けてある形状の様子が分からないから
実際に合わせて調整しなければならず、
家で大体縫って、会場で合わせてみて、大きい部分を切って縫い直したが、

そこにベルニナを持って行ってその場で縫って仕上げて来た。
工業用なら簡単に運べないから、ベルニナで良かったと思った。

工業用ミシンがやっと、使い勝手がよくなった、
この調整で、針目の粗さとダイヤルが合わなくなったのも調整それは簡単です。

これでやっと、トリコットも工業用ミシンで縫える。

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