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工業用ミシンの調整

私の工業用ミシンの事

このミシン買ってすぐから、トリコットがうまく縫えなかった(笑)

   最初、??と思ったが 放置してた。

ミシン屋が組み立てて設定したままで、その後、時々釜の調整はしていたが。

だから、トリコットだけがどうしてもへんで、
それをを家庭用ミシンで縫っていた。

でも、自分が出張修理に行って釜調整して、
  トリコットもキレイに縫えていたので

絶対直せるはずと思っていた、妙な自信で( ;∀;)


自分のは後回しという癖があって、
「そのうち」、「あとで」(夫の口癖が伝染した)とつい先送りしていた。

でも諦めきれずにいるから、原因ははっきりしないまま、幾度も釜調整する。
針をいろいろ買っては試す。

夜突然閃いて、もしかして、「針棒」と思った。

先ほどやっと
まず針落ち位置、確認しても正常な位置に針は落ちる。
針棒を180度回転してみても正常。
もしかしてと やっと気が付いたのが、

下の画像 針棒には3本横に刻まれた線がある。
針棒2



普通の厚さの直線用ミシンは一番上の線Ⓒは中に隠れて

2本目の線Ⓐをぎりぎりの位置に固定して、

3本目の線Ⓑをブーリを動かして合わせて釜の調整するのだが、

まず 針棒の高さは合っているのか、

それが隠れるギリギリ見えるかと まずそれを確かめた、

針棒1

(画像はミシン館さんよりお借りしました)

ぎりぎりも何も その線の存在分からない状態だったので、

押さえてあるネジを外して
セットしなおしてみる、若干上になっていたかも。

それを固定するネジは固いぐらいしっかりしまっていたのでずれたのではない。


ぴったりの位置にしてから、釜と針のタイミングを調整し直す。

それで、刻んである線の一番下を釜調整の時に見てそれがブーリを回して
ぎりぎりになった時の針先と釜の剣先を合わせるのだが、、

私の作業する時の 方法は、そのぎりぎりに上がる位置に合わせる時、
見えにくい、目線がそれと平行になるようにかがむとかしなければ・・

そこでこの一番下の線の刻線に爪を当てて ゆっくりとブーリを動かす、
爪が上に当たった位置が最下点刻線となる。


その結果、

あれほど、何度合わせてもどうしてもトリコット生地が目飛びしていたが

全く目飛びしなくなった。 

最初に合わせた販売店の人は、普通の布だけでチェックしてOKだったのだ、

私は、仕事柄普通よりもトリコットを縫う時が多くあって、
仕事は納期の問題があるから、
急いでいるので 縫えるミシンで縫った。

最初の頃は工業用千鳥ミシンも所有してたので、
それのふり幅をゼロにして直線が縫える、それでトリコットも縫えた。

引っ越すタイミングでそれを手放した。

家庭用もいくつかあって、その当時手元にあった国産ミシンはどれも、
トリコットは長距離縫うと目飛びした。

ベルニナだけが、どのように縫っても縫えたので、ベルニナで縫うようになった。


12,3年前の事、

ある建物の中で壁掛けの大きなテレビが、
テレビを使わない時に人も含めいろいろが鏡のように映るので 気が散るから
それを、布をかけて防ぎたい、
でもテレビも頻繁に使うから 誰でも簡単に取り外し出来て、
いちいちアイロンかけないで良い 皺にならない布でという依頼。
壁紙がピンク(ピーチ)で 違和感ない物を

たまたま 手持ちの厚手のトリコットで色がぴったりの布があったので、
TVにかぶせて紐で回りを巾着の口のように絞る形にと決めたが、

テレビの縦横だけの寸法だけで
後ろの取り付けてある形状の様子が分からないから
実際に合わせて調整しなければならず、
家で大体縫って、会場で合わせてみて、大きい部分を切って縫い直したが、

そこにベルニナを持って行ってその場で縫って仕上げて来た。
工業用なら簡単に運べないから、ベルニナで良かったと思った。

工業用ミシンがやっと、使い勝手がよくなった、
この調整で、針目の粗さとダイヤルが合わなくなったのも調整それは簡単です。

これでやっと、トリコットも工業用ミシンで縫える。

ミシン

時々pinterestを見ていて
その中のミシンを見ると、
日本も世界も、多く目にするのが
ベルニナ、やっぱりユーザーが多い人気のミシンだとよくわかります。

ミシンのスペースは参考になる物が多い
頑張ろう、誰に見せるわけじゃなくても
たまにしかいかないミシン部屋でも、
もっと見栄えも使い勝手も  努力しよう。

そして、パントリーについても考える、
位置的にいい場所に、キッチンの後ろ側にある廊下とキッチンの間に本棚を入れた収納スペースがある。
もう使うこともない編み物と洋裁の古い本がびっしり入っている
これを整理してパントリーとすればかなり収納できる。
やってみよう。

ベビーロック新製品と縫希星その後

新商品の発売です
Sakura」さくらです。

そして今まで人気のあった、ロックミシンのうちの
衣縫人BL55EXSと糸取り物語BL066L(4本糸)
BL66EXSは生産終了だそうです。

Sakuraの際立った特徴は、

多くの方が、ここが不満と思っていた針糸通し、
これがというか、これも 空気の力で針糸を通す、新開発の針糸通し機能 という画期的な仕様になりました。
他も押さえが従来より上がる。
もちろん糸取り物語のように自動糸調子。
LEDライト搭載でさらに明るく、
縫希星と同じように、邪魔なコードがきちんと収まる電源コードガイドが脇について、
糸掛けのところの整流ブラシ、押さえ上げレバーが前面(脇)にあり、
押さえの圧力ダイヤルが頭部左にあり、
縫希星で採用されている。
そして、縫希星になくて Sakuraにあるものは、マグネットの針置き
これはいいね。
なぜ縫希星にないか、その位置に糸立てがあるためです、
何しろ縫希星の糸の使用本数が多いものですから。
いいなーこれとカタログ眺めてました私(笑)



我が家の縫希星その後
今年の6月に購入して、縫希星を使いだして、
それ用にテーブルも用意して、ロックでもバンバン縫うようになった。

縫工房の時より、工業用モーター使用と言う事でパワーがあるので、
段差がストレスフリーになった
そうなると、使い勝手の良かったBL4-838DFの出番がなくなった。
針替は面倒という人もいるが、時間に追われる仕事の時と違い
ゆったり構えてやるから気にならない、
縫工房の時には針を止めるネジを針を抜いた後にしっかり止めないと
ネジが抜け落ちる危険があったが
小さいので実際に紛失して予備も使い果たして新たに買ったことがある。
掃除機のごみを捨てる時に磁石で探ったら付いてきたことも、(#^.^#)、

今回の縫希星はその点が改善されていて、
針のない時そのネジを締めなくても抜け落ちたしない。
いちいちしっかり締めなくていいと言う事は抜いたらそのままで良い、
次に入れる時に緩める手間が省ける
すぐに針が入れられてその時だけネジを締めればいい。
これが針替えが面倒ではなく思える一因です。

縫い目は完ぺき
糸取り物語や縫工房のように糸調子が自動なので糸調子に時間を取られない
針替なんて糸調子合せるより時短で簡単ですから。

そうなってくると、糸調子を使うものに合わせて調整したBL4-838DFはもういらないかも
これを減らすと、部屋のスペースが増える、
減らさなくても、しまい込んでもいいが
使わないと固着したりしてミシンによくない、そういう修理を頻繁に受けているので
自分の都合より、ミシンにとって良いのはと考える。
使う人の手にわたるほうがいいかなと思案中

まつり縫いも工業用と家庭用がある、縫い目は同じ、テーブルの大きさとパワーが違うだけ
使っての感想、まつり縫いにパワーは必要ない(笑)
これも一つに絞るか、仕事で縫わないのでなくても構わないかな。

人気のベビーロックのミシンはどんどん進化しているが、
お値段もそれなりにする、
細かいことは気にせず面倒でもきちんと縫えればいいという人には
他のメーカーで驚くほど安いものがいっぱいある。
選ぶのは個人の自由、価値観も様々、
出来上がったものを見て、どのミシンで縫ったかとか分からない。

ミシンに限らず、お鍋でも化粧品でも、車でも、ピンからキリまである
どれを選ぶか、どう使いこなすか、それぞれです。

新しければいいと言う事でもない、古くても手入れして長く使うのは良いことです。

道具が良ければ完ぺきなものがというわけではない、使う人の力量だって様々
他人の物を比べてどうこう言う筋合いもない。

その人が良いと思って使えたらそれがいい。

昔学生だった時に年上の人に言われたことがある
『「あなたには、〇◎が似合う」というのは誰にもできるが
それは親切ではない』
『「これが似合うと思うよ」と〇◎をプレゼントするなら
それでやっと本当にその人の役に立てる』と

その時そんな考え方があることを知らなかったから衝撃だったが、
友人にぜひ読んで欲しいと思っていた本をプレゼントしたい思って
親のすねかじったお金ではなくアルバイトしたお金で購入して。
お金の出所は言っていなかったが、友人はそれを大切にしてくれていた。

価値観の違いすぎる人とのおつきあいは時として疲れるが、
相手に合わせたり、その個人の基準を見せない気遣いのできる人は
友も多い、自分の尺度を調整したり、ひけらかすことはしないのも大切

そして「能ある鷹は爪を隠す」という言葉も肝に銘じよう、
能があってもなくても。

ベルニナ

数か月ぶりに
ベルニナ アーティスタ200で縫いました。
直線用の針板に交換して、直線用の押さえにして
いつもなら工業用で縫うのですが、ただいま故障中のため
急いで数時間で縫わなければならない事が発生して、
勿論ちゃんと仕上がりましたが、

工業用が直るまで、
それは、部品交換しますが、元のが外せずに悪戦苦闘しています。
普通なら簡単に抜ける部分が抜けない。
まるで溶接したみたいに、まさかとは思うが、
組み立てたミシン屋に聞いてもこの部分は関係ないと思う工場出荷の時点でセットされていたはず。
電話で話が不可能な私は、聞くにもFAXになるので、、
たとえ来てもらってもたぶん外せそうにないと思う。

自分でやるの諦めて畑違いの技術の方にお願いします。
それでダメな場合は、買い替えも視野に入れて、、、
でも、仕事で縫わないと考えるとベルニナだけでもいいかな、

職業用は買わない、パワーはベルニナとあまり違わないだろうし、
速度は少し早いが、、

まずは直せることを期待して、、
その前にベルニナが使いやすいように周辺の整理をしたいが、時間が無い、
忙しすぎる、

ミシンの釜

工業用直線縫いミシン
何度調整しても、普通の布はきれいに縫えるが
トリコットが目飛びする、薄いニットもだめ、

こうなったら方法はあれしかないと、そのために探していたものがある
仕舞い忘れて行方不明
電動ドリルのパーツの小さな研磨する物、歯医者さんが使うような円錐の物
それを使って伝道の工具に付けないで手で研磨するつもりだったが、
専用のケースに入れて仕舞ったのまでは覚えているが、どこに?数時間探して見つからない、
(後で分かった、ドリルの箱に一緒にしまってありました、半分パニックだと基本に気づかない)
諦めたその時に目についたのは、板状の先のとがった平らな金属の爪やすり、
材質違うが、使えるかもと、これで、釜の剣先を研いでみる、
お!良いかも。
納得いく状態に削って磨いてからセットする、試し縫、普通地OK
恐る恐るトリコットを縫う、
素晴らしい、
昨夜までの数日の酷い目飛びが嘘のよう。

昨夜釜の型番調べて、今日JUKIにFAXして見積もりしてもらっていましたが。
注文はそこには出来ないので金額を調べただけで発注はまだしていません。
大丈夫でしょう、買わないでも、暫く使えるでしょう。
買ったのいつでしょう、このミシン、これがメーカーで発表されてすぐだったはず。
でも調べたが分かりません。

最近家庭用のミシンばかり修理していたから
すっかりこの裏技を忘れていました。

人の体もこのように治せればいいのだが、、

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ふるやま

Author:ふるやま
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